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旧約聖書 創世記 感想

旧約聖書

 新約聖書においても度々登場するのが、この旧約聖書です。数多くあるため、全ての内容を知っている一般人はかなり少ないと思います。僕はこの2冊しか知りません。しかし、この「創世記」は誰もがどこかで聞いたことがあるのではないでしょうか。天地創造から、人間の誕生、そしてエデンの園、ノアの箱舟など、意外と身近にある言葉(漫画や映画など)の元になったものが多いということが分かります。

 内容は上で述べたように、有名な話が大半ですが、それと同じくらい、ある一族についての家系図も載っています。そのため、全てを把握しようとすると難しいものがあるので、主要な人物だけ覚えながら読むことをお勧めします。

 旧約聖書を読むことは、宗教の入り口ではありません。知識として知っておくことは大変良いことでしょう。外国に行くにしても、外国文学、映画を読むにしろ、旧約聖書の思想は少なからずその文化圏に影響を及ぼしています。旧約聖書、一神教という考えに触れることで、今まで馴染みのなかった概念を取り入れられるかもしれません。

 特にこの旧約聖書では、神がやたら人に干渉します。日本人には馴染みのない考え方かもしれません。神頼みはどこでも見られる光景ですが、後にそれが叶ったとしても、その過程で神が語りかけてくるなんていう考えは馴染みないでしょう。旧約聖書においては、選ばれた人間に神からの言葉が届きます。これらの人は預言者と呼ばれることもありますが、日本では神様はもっと身近で曖昧な存在ではないでしょうか。

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