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神・時間術:樺沢紫苑

時間の使い方

 日々の生活において、人に与えられた時間は24時間、これは平等ですが、その配分は人次第です。夜遅くまで起きて、朝ぎりぎりまで寝て、通勤、通学の途中で睡眠をとる。暇な時間があればそれはスマホのゲームにあてる、何もせずぼーっとしているなど、無駄と思える時間を削ればそれでいいのでしょうか。それ以上に時間を有効活用することは出来ないのでしょうか。

 一日の時間を有意義に使う、出来るだけ無駄なく使おうとすると、次の二つが考えられます。一つは無駄をなくすこと、もう一つは出来るだけ多くのことをすること。

 無駄な時間というのは、一日の行動を書き出してみれば分かります。分かっていてもやめられない悪癖がかなりあることが分かります。そうした時はどうすれば良いのでしょうか。一つはやりたいことを明確にしておくことでしょうか。その日に必ずやらなければならないことを決めておけば、それさえ終わってしまえばあとは自由時間です。ただ、そうして空いた時間をさらに何かに使えるかもしれません。それはもっと大きな目標のために使うべきだと思います。

 決められた時間の中で多くのことを行おうとすれば、必然的に作業の効率を上げることになります。音楽を聴かない、テレビをつけない、携帯を目のつく場所に置かないなど、当たり前のことを繰り返して、出来るだけ効率を下げないようにする、というくらいでしょうか。そもそも効率を上げるというのはどういうことなのでしょう。

神・時間術

 表紙に書いてあるため言ってもさほど問題ないと思いますが、効率はそのまま集中力のことである、と書かれています。ではどうやって集中力を上げるのか、下げないのか、ということについて、科学的に解説されています。表紙には、「あなたの24時間を科学的に2倍にする」とありますが、集中力というのは確かに時間の密度を変えることがあるようです。この本の中では、実際にどうすれば良いか、どのような生活習慣を身に着ければよいか、そしてその科学的根拠が示されています。

 個人的にはしたいときにしたいことをすれば良いという思いですが、効率が著しく悪いという自覚があります。時間は有限である、ということは理屈では分かっていますが、習慣から抜け出すことは難しいことです。実際は簡単なことなのでしょうが、動き出しから、安定するまでが非常に大変です。

 忙しい時ほど時間を効率的に使いますが、いきなり生活の習慣、一日の予定を変えろと言ってもどうして良いかわかりません。その一つの例として、「神・時間術」を参考にするのも良いのではないでしょうか。

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