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超・箇条書き 感想
超・箇条書き 感想
著者はグローバルコンサルティングファームにも所属するなど、世界的な視野での経験を積んできた方です。そんな著者は、「箇条書き」がビジネスにおいて、また、ビジネス以外の人を相手にするとき全てにおいて、役に立つと言います。
内容としては、新しく知れたこと半分、知っていたこと半分という感じでした。元々文章を読むのが好きだったということもあり、知っていたことがありましたが、そんな視点で見るのか、という部分も多々あったので、良い収穫になりました。
普段意識して文章を書いていない方に特におすすめですが、まずは自分で文章を書くことをおすすめします。この本の場合は箇条書きですが、何の気なしに書いているものも、意識し始めると新しい発見があったりします。そうして、ある程度箇条書きについての下地を作っておいて、この本を読むと、それまでの疑問が氷解したり、新しい視点を得られたりすると思います。ゼロからのスタートよりも、ある程度基礎が出来ている方が伸びやすいのは分かると思います。
箇条書きについて
以下は僕が箇条書きや短い文章について考えていたことで、一部「超・箇条書き」と一致するような箇所があるかと思います。それが「超・箇条書き」の全てではないので、気になる方は是非読んでみると良いと思います。
さて、僕が箇条書き、短い文章について考えていたことですが、骨組みとなる部分を分かりやすく整理して、肉付けして落とす、というイメージでした。例えば就職活動の際のエントリーシートや履歴書などを思い浮かべると分かりやすいでしょう。よくあるのが「自分の強み」などでしょうが、自分の強みについての文章を構成する骨組みは、最も伝えたい自分の「強み」です。そしてその根拠としていくつか理由、例えば2つエピソードを用意します。それによって肉付けされた文章が、所謂自己PRなどになりますが、「落とす」と表現したのには理由があります。
もともとそうした強みを見つけ出したものは、自分の今までの経験など、具体的な事象に共通するものでした。具体的な事象、例えば部活でキャプテンを務めた、サークルを立ち上げた等から、「リーダーシップ」というそれらに共通する抽象的な概念を抽出したわけです。そうして見つけた「強み」に、再びエピソードをつけて具体的に戻している、という所が、僕にとっては「落とす」というイメージに非常に近いものでした。
まとめ
普段から文章を書いたりする人は多くないかもしれませんが、メールやラインなど、短い文章は良く使います。そうした文章を意識的に見ることが、人を相手に物事を伝える、ということへの第一歩だと思います。「超・箇条書き」は、そんな技術を分かりやすく学ぶことが出来るものの一つだと思いました。
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