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一般化の限界は?
一般化とは
一般化とは、抽象化とも言い換えられるでしょうが、より広い概念へと拡張することです。例えば、トラックは、車という概念に拡張できるということや、りんごは果物に拡張できるということです。
数学においても良く見られます。自然数から整数、整数から有理数、そして実数、複素数とより広い概念を求める傾向があります。僕たち人間の脳みそも同様の機能が備わっており、経験の中から本質を抽出するということをしていたり、より大きな概念でまとめて記憶したりということをしています。
意外と一般化という作業は身近なものですが、あらゆるものを一般化していくと何に行きつくのでしょうか。
一般化していくとどうなるのか
例えば先ほどのトラックの例で言えば、車に一般化され、さらにそれは乗り物へと拡張されます。この一般化の仕方というのは一通りではないことに注意したいです。どの部分を残すかによって、変わってくるからです。例えばタイヤが付いているもの、という集合にも拡張は出来るといったようにです。
され、乗り物はどこまで拡張できるでしょうか。文明の利器といっきに大きくとっても良いでしょう。かなり広い集合ですから、途中でもう少し小さい集合があったとしてもそれを含むことになるからです。文明の利器、すなわち人間が生み出したものは何に拡張されるでしょうか。人間が作りだしていないものも含めた「物質」に着目すれば、物質全てに拡張できます。
物質はエネルギーの一つの形ですから、エネルギーへと拡張できるでしょう。その先は一体どうなっていくのでしょう。限界はあるのでしょうか。具体化していくことには限界がありそうですので、一般化にも限界はあるのでしょう。
まとめ
全体集合が見つかればその時点で一般化は終了です。「全て」を包括する概念が見つかれば、それは全てのものからたどり着ける概念です。昔の人はこうした概念を神だとおっ持ったのかもしれませんが、これを神とするならば、汎神論にも捉えることは出来るでしょう。また、感情や経験からではなく、理性によってその概念にたどり着けるというのも面白いです。
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