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考える技術・書く技術:バーバラミント

概要

 日々の中で僕たちは思考をし、時にそれをアウトプットしていますが、誰もが同じレベルでそれらを行っているわけではありません。世界で活躍する著者は一流の思考力を持っていますが、それらは生まれ持った才能なのでしょうか。

 もちろんある程度の才能はあるでしょうが、著者がいう「考える技術と書く技術」は誰にでも身に付けられるものです。特別なものではなく、反復練習の末には生まれ持った人と肩を並べられるくらい、無意識でのそれらの実行が可能となります。

 では考える技術と書く技術とが一体どんなものでしょうか。筆者は人間が物事を理解するメカニズム、記憶をするときのメカニズムに目をつけます。

 それは表紙にもあるようにピラミッド構造だということです。具体的事象をより大きな概念でまとめる、りんごを果物として分類するようなことが頭の中で起きています。逆に言えば最初から分類されていれば理解しやすくなるわけです。結論から先に話せとはそういうことです。何の話しか最初から分類できていれば、相手も理解しやすくなります。

 実際にどのようにすればそうした技術が身に付くか。それについての詳しいことは自身で是非読んでください。

感想

 脳内情報をピラミッド式に構築する、という習慣がある人は長年その技術を磨くわけですから、どんどん頭が良くなります。より広い概念へと要約することは他への応用が効くことにも繋がります。小学生など、足し算などでブロックを使えば分かるが、りんごなど具体的なものになるとわからないとか、その逆にりんごから「数情報」だけを抽出した数という概念がわからないのも、こうした技術が身に付いているか否か、ということになるのではないでしょうか。

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